2018.08.06
社長ブログが全然更新されておらず、失礼致しました。
これからは日常の細かなことを定期的にアップしていきたいと思います。
先日、設計士の先生から連絡をいただきまして、
「豊島に持っている住宅が空いて困っている方がいる。一緒にきて見てほしい」と相談があり、
工務店の方達と一緒に現地調査へ行ってきました。
実は、豊島には一度も行ったことがなく、あまり知らない島のひとつでした。
報道で産廃に関するニュースはよく見ていたので、そのイメージが強く残っていましたが、
実際に行ってみて、とても素晴らしい島だと気付きました!
港に着いて最初に迎え入れてくれたのはこのネコたち。
暑いので日影でずっと涼んでいましたが、よく見るとここにもあそこにも笑
この暑さはネコにも堪えるようで、全く動く気配がありませんでした。
ネコカフェ(喫茶かな?)を後にして、遠回りしながら町を散策。
10時ごろに到着したものの、すでにかなりの暑さだったこともあるのでしょうか、
人の影はまばらで静かな雰囲気が漂っていました。
約10分ほど歩いたところに、今回の目的となる住宅がありました。
築年数はかなり経っているようで、かなり傷んでいる箇所もありましたが、
趣のある日本家屋といった佇まいがあるお家でした。
道沿いの建物と、その奥の母屋が中庭を介して繋がっていて、
昔やっていた「たばこ屋」さんの看板がまだ残っていました。
ここを通る外国人観光客は、面白がって写真を撮るそうです。
室内を調査していくと、確かに年数は経っているものの、昔の名残を残した
タンスや時計、釜戸なども当時のまま残っていて、味のある雰囲気を感じました。
畳の下に敷いていた新聞は、私が生まれる以前のもので、みんな興味津々で読んでいました。
この家をどうするかというと、活用方法は色々あり、まだ決定はしていませんが、
ひとつは弊社が得意とする「民泊」として利用しようと考えています。
最近は自社だけの運営ではなく、「宿泊業」の提案のご依頼も増えています。
せっかくの機会なので、空き家を使った宿泊業とは何かを少し説明したいと思います。
近年「空き家が増えている」ということを、ニュースなどで聞かれたこともあるかと思います。
相続や高齢のため施設に入ることになって、住まなくなった空き家が全国的に増えていて、
色々な事情があって、売ることも貸すこともできなくなった空き家の活用に頭を悩ませている方から、
どうすればいいのか相談を受けるようになりました。今回の豊島も同様の内容です。
そこで、弊社ですでに自社で行っている「宿泊業」として、空き家を活用するご提案を行っています。
これはどんな物件でも可能というわけではありませんが、立地や空き家の状態、費用面の問題などが
クリアできる場合に限りご紹介している、新たな空き家の活用方法です。
今年に入って県内外からお問い合わせをいただいており、実際に弊社が運営する場合もあれば、
運営方法をアドバイスするパターンもあり、多種多様な活用がなされています。
今回の豊島も同様な提案をして、空いて傷んでいくばかりのお家をキレイに生まれ変わらせ、
宿泊業として利用して少しでも収益を上げよう、という活用方法です。
思い入れがあるお家や住まなくなった実家、簡単に手放したり解体したりできませんよね。
しかしそのままでは維持管理ができず、費用もかかるばかり、そんなケースにはもってこい。
少し宣伝になってしまってすみません(汗)
しかし、空き家の有効活用としてはとてもオススメの方法ですので、
遠慮なく宣伝させてもらいます!(笑)
今回の豊島のお家は、港から徒歩約5分の距離にあり、周辺は静かな住宅地域でありながら、
徒歩2〜3分の距離には「ごはん屋さん」が3軒もあり、小さな商店も2軒ありました。
また、すぐ近くでゲストハウスの運営もやっていらっしゃったので、もってこいの立地です。
「昔おじいさんが住んでいたお家で、小さい頃は何度か行って遊んでいた」と、持ち主さんは言われます。
今は県外のため維持管理どころか、豊島まで来ることも難しいので何とかしてほしいと相談がありました。
初めて行った豊島はとても魅力的で、素晴らしい自然があり、来る人を癒してくれる島でした。
この島に関わって島が元気になり、島に来る人も喜んでくれる、そんな提案をしたいと思いました。
まだ計画はどうなるかわかりませんが、少しでも皆さんに喜んでもらえるよう、
知恵を出し合ってより良いものを創っていきたいと思います。
またここで紹介したいと思います。乞うご期待ください。
株式会社ライブイノベーション
担当:松野
TEL:087−802−3386
Mail:info@live-in.co.jp