2020.06.02
今回は、高松市内で空き家の管理にお困りの方に必読していただきたい内容となっています。高松市は、周辺の生活環境に悪影響を及ぼすおそれのある老朽化し危険な空き家の取壊し(除却)に対し、補助金を交付することを発表しました。気になる方は、ぜひ内容をチェックしてみてください。
目次
「長年誰も住まずに老朽化した空き家を所有している」「空き家の手入れが行き届かずに危険な状態となっている」など、空き家に関する悩みをお持ちではありませんか?この度、高松市が発表した「老朽危険空き家除却支援補助制度」をかしこく利用すれば、空き家問題から脱却できるかもしれません。
補助対象となる空き家には、いくつかの要件があります。下記の要件を全て満たす空き家(住宅)が対象となりますので、ぜひチェックしてみて下さい。
1. 市内に存する老朽危険空き家で、住宅の腐朽破損の程度が市の定めた基準を超えていること
2. 周辺の生活環境に悪影響を与えていること、又はそのおそれがあること
3. 補助金の交付決定の日において、除却工事に着手していないこと
4. 補助金の申請年度内に除却工事の完了が見込まれること
5. 公共事業等による移転、建替え等の補償対象となっていないもの
6. 不動産の販売や貸付を業とする者が、当該業のために除却を行うものでないこと
※1と2については、高松市が現地を調査し、判断します。
令和2年6月12日(金曜日)までの取り組みとなっていますので、空き家の処分を検討されている方は、お早目に行動されるのが懸命かと思います。補助金対象となるかどうかは高松市の判断になりますが、この機会にぜひご検討ください。
高松市では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、電話での事前相談や郵送での申込みも可能としております。ぜひご利用ください。
・事前相談実施時間:平日8:30~17:00
・郵送での申込みの場合、申込書に連絡の取れる電話番号を必ず御記入ください。
【問合わせ先】
■高松市 くらし安全安心課
〒760-8571 高松市番町一丁目8番15号本庁舎11階
電話:087-839-2555
ファクス:087-839-2276
Eメール:anzen-anshin@city.takamatsu.lg.jp
※補助金額などの詳細は、高松市のホームページをご覧下さい。
空き家を放置していると様々なリスクを強いられることになります。近隣住民は「いつか倒壊するかもしれない」という不安にさらされ、そこからクレームに発展する可能性もあります。空き家を放置すると一体、どのようなリスクが考えられるのでしょうか?
誰も住んでいない空き家であっても、「固定資産税」や「都市計画税」が発生します。住宅の立地や規模によっては、税金だけでもかなりの金額が発生するので注意が必要です。相続対象の物件であれば「相続税の課税対象」となり、空き家は所有しているだけで税金の負担が大きくなるのです。
また、「空き家対策特別措置法」により、近隣住民に悪影響を与えかねないと判断された場合、自治体から「特定空き家」に指定されてしまう恐れも。この勧告を受けてしまうと、空き家が建つ土地は固定資産税の特例対象から外され、固定資産税がそれまでの何倍にも膨れ上がる可能性があります。
放置された空き家は、何かしらの温床となる可能性が非常に高いもの。不法投棄や落書き被害、犯罪者や動物の住み着きなど、近隣環境への悪影響が懸念されます。また、木造住宅の寿命はおよそ25年と言われており、老朽化してしまうと屋根材が剥落・飛散するリスクが伴います。またシロアリ被害にあう可能性もあり、維持・管理にはかなりのコストと労力が必要となります。
家というのは不思議なもので、住む人がいなければ急速に老朽化が進みます。適切に維持・管理が行われなければ、資産価値は下がる一方でしょう。家屋が荒れてしまうと、当然修繕をしなければなりませんから、余計なコストがかかります。もしもあなたが売却や活用を検討しているのであれば、放置期間が長くなるほど損失が出てしまいますので、早めに動くことをオススメします。
上記のように、空き家の放置には多くのリスクが伴います。もし市内に空き家をお持ちで困っているという方は、この機会に処分を検討してみるのもいいかもしれません。また弊社では、売却を視野に入れたご相談をお受けしております。もちろん相談料は頂いておりません。その他、査定も無料で行っております。ぜひご連絡下さい。
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株式会社ライブイノベーション
担当:松野
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