2020.10.27
いつかは訪れる「実家をたたむ時」。まだまだ先の話に感じる方もいるかもしれませんが、いざその瞬間が訪れた時、どのように実家のたたみ方に取り組めばいいのか悩んでしまいませんか?大まかな流れだけでも知っておくと、後々スムーズに行動できると思いますので、ぜひチェックしてみてください。
目次
相続が発生した時点で最初に行うのが遺言書の確認。遺言書があるのかないのかによって、相続の内容は大きく異なります。
遺言書にはいくつかの効力がありますので、その内容に従い相続の手続きを行う必要があります。遺言書がある場合とない場合、それぞれの基本的な流れを知っておきましょう。
遺言書がある場合は、比較的その後の流れもスムーズです。遺言書の内容に沿って、遺産の分配を行います。ただ具体的な割合が示されていない場合や特定の人物が相続の分配についての取り決めを任せられることもあります。また、遺言書ではなくエンディングノートに故人の意向が記されている場合もあります。
※ただし遺言書は公正証書遺言以外は、必ずしも有効と言えない可能性があります。自筆だからと安心できるものではないので、遺言書の書き方に不安のある方はぜひお問い合わせください。
遺言書がない場合は、民法によって定められた相続人が遺産の分配をどうするのかを決定する権利があります。また親族間での「遺産分割協議」を行う場合もあります。この場合はトラブルに発展するケースも多いので、冷静に話し合いましょう。例え誰も住まなくなった実家であっても遺産に含まれますから、両親が元気なうちにしっかり話し合っておきたいですね。
いよいよ実家を売却するとなった時、様々な準備をしなければなりません。また多くの確認事項もありますので、ぜひこの機会に知っておくといいですね。
実家を売却する前には遺品を片付けておく必要があります。故人の思い出の品を整理するというのは、想像以上に大変だと思います。もしも時間や労力の問題、気持ちの問題などで躓いてしまうようであれば、遺品整理業者に依頼するのも一つの手。お金はかかりますがスムーズに片付けることが可能です。また、実家を売却するという事は、購入検討者が内覧に来るということでもあります。内覧時の印象を良くするためにも、生活感を抑えなければなりません。最低限の部屋の片づけはもちろんのこと、掃除や庭の草むしりなどを行い、気持ちよく内覧してもらえるよう準備しておきましょう。
仏壇やお墓の引っ越しは、専門的な手続きが必要になります。仏壇やお墓をたたむ時は、一般的に「魂抜き」や「閉眼」などの供養をする場合が多いです。また、新たに設置する時は「魂入れ」「開眼法要」を行います。宗派によっても異なりますので、詳しくは菩提寺に相談してみるといいでしょう。弊社から業者をご紹介することもできますので、お困りの際にはお問い合わせください。
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そのままにできないのが隣地との境界線です。特に古い土地の場合は、隣地との境界線があいまいになっているケースもありますので、この機会に確定させておく必要があります。境界がはっきりしないままだと、隣人とのトラブルを招きかねません。トラブルを防止させる意味でも、境界線の確認は重要です。事前に見積もりを取って費用を明確にしておくことが大切です。
相続した実家を処分するには、「不動産の名義変更」が必要になります。(ただし相続人に名義変更していなくても契約は可能です)名義は自動的に変更されるものではないため、法務局で所有権移転登記の申請手続きをします。手続きは自分で行うこともできますが、登記簿謄本の準備や登記申請は専門的な知識のある司法書士に依頼する方が多いです。
いかがでしたか?「実家をたたむ時」というのは様々な想いが交錯し、勇気がいる瞬間だと思います。だからといって、空き家のまま放置していては、後々トラブルになる可能性も考えられます。早めに売却、もしくはそれ以外の活用方法を検討してみませんか?
ライブイノベーションでは、相続相談や査定を無料で行っております。その他、売却に関するお悩みも承ります。まずはお気軽にご連絡くださいね。
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株式会社ライブイノベーション
担当:松野
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