2020.08.05
「自宅を売却して老後の資金を確保したい」というお話を聞くことがあります。老後の生活資金や老人ホームへの入居費用をみなさん心配していらっしゃいます。そこで、いざ実際に自宅を査定してみると、思ったよりも査定額が低く、老後の資金計画が狂ってしまうというケースがあります。まずは、早い段階で所有している家の価値を把握しておくことが重要です。売る、売らないに関わらず、査定だけでもしてみませんか?
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老後の資金計画では無理のない予算を組むことが重要です。今の家を売って手元に残る資金を計算し、新しい住まいの予算を立てなければなりません。それにはまず、理想とする老後の暮らしを明瞭にする必要があります。後々困ることがないように、早め早めに準備をしておきたいですね。
今の住まいを購入した決め手が何だったのかを覚えていますか?「子供の通学に便利な立地だから」「リビング階段で、学校から帰宅した子供と顔を合わせやすいから」等、色々あると思います。しかしこれらは子供を中心とした住まい。子供が巣立ち、夫婦で、あるいは一人で住むことになった時、今の住まいはどうでしょうか?広すぎませんか?周辺環境は便利ですか?老後に重要となるのは「近くに病院やスーパーがある」「交通機関が充実している」等の周辺環境や、「コンパクトな間取りで掃除が楽」等の室内事情です。まずは今の住まいがあなたの描く老後の生活に適しているのかどうかをじっくり考えてみてくださいね。
老後の住み替えでは、リーズナブルな物件に人気が集まりやすい傾向があります。手ごろな物件へ住み替えることで、自宅を売却した資金を少しでも多く手元に残し、老後の蓄えとして貯蓄しておく方が多いのです。手に余る広い家に住み続けるよりも、コンパクトな住まいでより多くの蓄えを残し、安心感を得たいと思う方が増えています。
【老後の住み替えに関する記事はこちら】
長年住み続けた思い入れのある自宅を売却することは、決して容易なことではありません。しかしながら、自宅の売却は「未来へ進むための第一歩」でもあります。前向きな気持ちで臨みましょう。
老後に自宅を売却する方たちの思いは様々です。例えば一般的には
■自宅を売って老後の生活のために資金を確保したい
■子供が巣立ち、部屋を持て余すようになった。管理の楽なコンパクトな住まいへ引越したい
■徒歩圏内にスーパーや病院がある利便性の高い場所で暮らしたい
■子供や孫に、住む予定のない実家を相続させて困らせたくない
等が挙げられます。
一人の気持ちに寄り添いながら、売却のお手伝いをさせていただきますので、些細なことでも気になる点などご相談いただければと思います。
現在、社会問題になっている空き家。弊社でも空き家の再生活動に取り組んでいますが、ここ何年かで空き家の件数が急増しています。その背景には所有者が生前に売却しなかったことが要因として挙げられます。実家を相続した家族がそこに住む予定がなくても、固定資産税や維持費は発生します。空き家は「負の遺産」と呼ばれます。残された家族のことを思うなら、所有者が元気なうちに売却を視野に入れ、現金化することを考えてみてはどうでしょうか。
豊かな老後を送るには、明確な資金計画を立てることが大切です。まずは査定をし、家の価値を知りましょう。「自宅を売却したらどれだけ老後資金に回せるのか」「住み替える場合にいくらくらいの物件を探せばいいのか」等をだいたい把握しやすくなります。
ライブイノベーションでは相談料・査定料は一切頂いておりません。上記のように「資金計画を確実なものにするために、資産価値を把握しておきたい」という理由だけでも大丈夫です。お気軽にご連絡ください。
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株式会社ライブイノベーション
担当:松野
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