2020.08.08
もうすぐお盆ですね。離れた家族や親戚が集まるお盆は、不動産について話し合うチャンスです。実家の相続や使っていない土地、祖父母の家など、思い当たる不動産問題はありませんか?「そのうち売却しよう」と思っているあなた、今が重い腰を上げる絶好の機会なのかもしれません。
目次
不動産の話をする時に構えてしまうのは、色々な思いがあるからだと思います。「言い争いたくない」「自分の思い通りにならないかもしれない」「面倒くさい」など、少し重苦しいイメージがありますよね。ですが、いつまでも放っておくと結局、自分やその後に続く子供の首を絞めることになりかねませんので、早めに話し合うことをお勧めします。心当たりのある不動産をお持ちではありませんか?
自分が知らないだけで、実は祖父母や親族から相続した不動産が存在しているケースがあります。親族が集まるこの機会に確認し、眠っている土地の有無を把握しておくといいですね。不動産は所有しているだけでも固定資産税や維持費が発生します。今後、使用する予定がない場合には売却を視野に入れてみてはいかがでしょうか。万が一、所有者本人が病気や寝たきりになってしまうと、売却活動が難しくなり、そのしわ寄せが子供にいくことになります。体が元気なうちに売却を考えて行動しましょう。
例えば両親が他界してしまった場合、「実家を相続するのかどうか」という問題に直面します。残された家族が住む場合はいいのですが、誰も住まない場合に家をどうするのかといった問題やや兄弟間での相続トラブルなどが起きる可能性も考えられます。特に兄弟間のトラブルは甘く見ていると骨肉の争いに発展するケースもありますから、売却して現金化し、均等に分配するなど、事前に取り決めを交わしておくことが重要です。大切な事ですので、家族がそろうこの機会に話し合ってみてはいかがでしょうか。
祖父母だけで暮らしている家がある場合には、「もし祖父母が他界した場合に、その家をどうするのか」ということを考えておかなければなりません。祖父母の家は、築年数が経過したものが多いので、空き家になってしまうと予想以上に劣化が早まる可能性があります。劣化が激しくなれば当然危険性が増し、近隣住民からのクレームに発展しかねません。その上、固定資産税や維持費は発生してしまうので、もしもの時に備えて、事前に話し合いを進めておくと安心ですね。
上記のように、この機会だからこそ話しておきたい不動産問題があるのです。そしてその話し合いを進めるには基本となるポイントがいくつかあります。
親からしてみれば、苦労して建てた家をいきなり「売りたい」と言われたり、自分の死を連想させる相続の話題を持ち出されると、悲しい気持ちになってしまうかもしれません。下手すれば怒りに触れてしまい、話し合いが進まなくなる事もあります。それだけ不動産の話題というのはセンシティブなのです。話し合う時にはできるだけポジティブなイメージをもってもらいましょう。例えば「どんな老後を過ごしたいか」「どのためにはどうすればいいのか」という形で話し合いを進めてみるのも一つの手。お互いが不快な気持ちにならないように、思いやりをもって話し合いを進めることが大切です。
和やかな雰囲気の中、家族で食卓を囲んでいるときなどに、いきなり不動産の話題を話し始めるのはリスクがあります。一瞬にしてその場が凍り付いてしまうかもしれません。急にまじめな話をされると人は戸惑うもの。事前に心の準備が必要なのです。あらかじめ、帰省前に話し合いをしたい旨を伝えておきましょう。また兄弟などがいる場合には日時のすり合わせをしておくとスムーズです。
前述しましたが、不動産の話し合いは非常にデリケートです。いくら配偶者と言っても親からしてみれば、子供の夫や妻が同席していると「本音で話しづらい」と思うかもしれません。同席する場合は、親からの許可を得るようにしましょう。
今年は新型コロナウイルスの流行により、例年のようなお盆の過ごし方は難しいかもしれません。ですが、もしも親族で集まる予定があるのなら気になる不動産の問題を話し合う絶好の機会です。不動産の話し合いでは、親の意思やそれぞれが今後どうしたいのかなどを、感情的にならずしっかり意見交換することが大切です。
密度の濃い話し合いにする為にも、まずは不動産の価格を知ることをお勧めします。ライブイノベーションでは、相続相談・査定ともに無料で行っております。売却について分からないことや気になること、なんでもお気軽にご連絡ください。
————————————————————————————————
株式会社ライブイノベーション
担当:松野
TEL 087-802-3386
Mail info@live-in.co.jp
————————————————————————————————