2014.09.01
昨日一昨日と、広島市の安佐南区へ行ってきました。
安佐南区は、先日の大雨土砂災害の被害を受けた場所で、私はその安佐南区にある「緑井7丁目」という住宅街のボランティア活動に参加しました。
報道にある通り、現地は大量の土砂の流出によって、甚大な被害を受けていました。
倒壊した住宅や押し流された車、木材やガレキの山、どこが道路か敷地かも分からない凄まじい状況に、ただ言葉を失うばかりでした。
私は広島同友会青年部のメンバーが、仕事そっちのけで復旧支援活動に当たっている所にお邪魔し、香川青年部の若手や現地で知り合ったボランティアの方々と一緒に支援活動を行いました。
被災地のボランティア活動に参加することは初めてだったので、何をどうしていいのか分からないことばかりでしたが、参加者の方と一緒に声を掛けあい、相談しながら、協力して作業が出来たことはとてもいい経験になりました。
自分一人の力は本当に小さいもので、周りの助けがないと何も出来ないことに改めて気付かされ、また、人と協力することでこんなにも大きな事が出来るのだと、再確認することが出来ました。
今回の災害から今日まで間に、報道やフェイスブック等で色々な意見が飛び交い、大なり小なり賛否両論があるようです。
私は現地に行き、実際に目で見て肌で感じ、考えることがいくつもありました。
私が現地でしたことって、土嚢袋を作ってそれを運んで、また作って運んで、また作って運んで・・・。
裏路地の小さな水路の土を掻き出して掃除したり、ゴミを出したり、所詮それぐらいしか出来ませんでした。
被災された方のお役に立てたなんて、正直とても思えません。まだまだ状況は深刻だし、復興ってそんなに簡単なものじゃないって現地を見て思いました。
それでも自分に出来る事は何か、自分がこれからやらないといけない事は何か、それをよく考えて行動していこうと思います。
弊社は「人に喜んでもらう」ために設立しました。
これからも「人に喜んでもらう」会社にもっともっとなれるよう、がんばっていきたいと思います。